災害に強くて効率の良い農業
従来の農業の3Kが無い農業
環境にもカラダにも優しい農業
後世に農業の大切さを伝える
それらによってどんな生産物が作れるのか
1.災害に強くて効率の良い農業
コンテナで守られた農場
海で使われるコンテナはとても丈夫だから、地震や台風などにも強く、安全に植物を育てられます。冷凍用のコンテナなら、断熱材がしっかりしていて、外の暑さや寒さから野菜を守れます。しかも、コンテナは移動が簡単で、エアコン1台でも快適な環境を保てるので、とても省エネです。
物流が止まっても食料は確保できる
畑と植物工場を組み合わせれば、災害で物流や電気・水道が止まってしまっても、自分たちだけでタネ・肥料・水・電気まで用意して、食べ物を作ることができます。コストも抑えられて経済的です。
植物の本来の力を活かす
自然の植物は案外たくましくて、異常気象にも強いんです。雑草が毎年元気に育っていることや、山の植物が季節ごとにきれいに咲くのもその証拠。環境や植物の性質、土の微生物などを理解して活用すれば、人が手を加えなくてもちゃんと実る農業ができます。
2.昔の「きつい・汚い・危険」から脱出した農業
育てるスピードを調整できる
植物の種類や光の強さ・温度などを調整することで、生育スピードを自由に変えることができます。たとえば、忙しい時は成長を早くして収穫量を増やし、休みの時はゆっくり育てるようにもできます。週休2日で働けるような効率的な農業も可能です。
快適で安全な作業環境
コンテナの中は一年中快適な温度と湿度なので、重い荷物を運んだり危険な機械を扱う必要がありません。高齢者や妊娠中の方でも無理なく作業でき、好きな音楽をかけたり、水の音でリラックスしながら作業することもできます。
清潔で衛生的な農業
水耕栽培だから土を使わず、室内で育てるので虫もほとんど入りません。手が汚れないし、土や生き物が苦手な人でも安心して始められるので、若い女性にも人気があります。
3.地球にも体にも優しい農業
農薬を使わなくても育つ:病気に強い植物を育てることで、薬に頼らずとも元気に成長できます。
化学肥料を使わない:微生物やミネラルなど自然の力で、化学的な肥料なしでも育てることができます。
ゴミを出さない農業:出た野菜のゴミや魚の死骸もコンポストで肥料にして再利用。CO₂も少ないクリーンな農業です。
4.次の世代に伝えたいこと
異常気象や災害が増え、いつかは自分で食べ物を作らないといけない時代が来るかもしれません。だからこそ、「自分で育てる力」を子どもたちに教えることが大切です。自分の家庭で野菜を育てる力があれば、未来に備えることができます。
5.作られる野菜の特徴
日持ちする野菜:ベビーレタスなどは、収穫の仕方を工夫すれば1ヶ月も長持ちすることもある。
本来の味がする:農薬や化学肥料を使わず最低限の栄養で育てるから、雑味が少なくて美味しい。
柔らかい食感:太陽光が当たらないことで葉っぱが柔らかく、小さい子でも食べやすくなる。
アクアポニックス(水と魚の力を使った栽培)で出た廃棄物や死んだ魚をコンポストにして肥料にします → その肥料で土の畑で野菜を育てる → 野菜はお店やカフェに出す → タネを採ってまたアクアポニックスで育てる。
この循環をずっとつなげていくことで、環境にも体にもやさしい農業を実現しています🌍
みはらし水耕農園では、異常気象や災害に強い農業や、個々の家庭でも食料を確保できるようになる未来を見据えて完全循環型の農業を目指しております。